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スピリチュアルカウンセラー

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自分や家族の深刻な病気や災害など日常生活を奪われるような体験、かけがえのない人との別れ、他人の悪意に巻き込まれる出来事・・・生きていると、自分では抱えきれないと思うほどの痛み・苦しみが与えられることがあります。

そのように心が乱れ、毎日の暮らしも落ち着かない時期は、しばらく、人の和から離れて過ごしたほうがいい、と私は感じています。

心が傷だらけで、混乱や不安で敏感になっている人にとって、安全な場所にいる(ように見える)人からの励まし、正論、その人の解釈、問題の分析(原因の考察)は力にならず、つらい時に無理して言った感謝の言葉や笑顔は、心を疲弊させ、孤独を深めることがあります。
善意でいっぱいの周囲の人たちにとっても、腫物にさわるような態度だったり、自分や他の人の経験で判断して、デリカシーに欠けた言動に・・・。その方を信頼し、温かさ、静けさを保って、戻ってくるのを待っていてくださればありがたい、と思っています。





同じ体験をした人同士で語り合うことは、大きな力になります。被災地での「おじゃっこ(お茶会)」は、孤独感を和らげる、癒しの場となっていました。同時に、痛み、苦しみに共通の尺度はあてはめられない、こちらが重い、軽いとは言えないことを心していたいと思います。

時間と共に状況が改善されてくこと、「薄紙を剥ぐよう」癒されていくことがあります。また、状況が変わらなくても、「あの苦しみは無駄ではなかった」と意味を見出したり、成長の機会と振り返ることができるようになることも。さらに、自分にはわからないけれど・・・と謎は謎のままで、いつか・・・と信じて希望をもって生きようとすることも人間には可能だと信じています。

その歩みを自分も(能力、共に過ごす時間も)限界を抱えた存在として、精一杯応援する人、同伴者、痛みや葛藤で乱れる心に寄り添って、ひたすら聴く人、共に歩む人、それがスピリチュアルカウンセラー。ご縁をいただいて、相手が望んでくださったら、その役割をさせていただければと、私自身が歩み続けています。


by mariafrancisca1 | 2014-11-19 09:49

今日も生き生きと過ごせますように


by mariafran